大本研太郎コーチのパターレッスン ヘッドの重さや感覚に頼ると再現性アップ!?

2024.9.19(木)

「みんなの飛ばしTV」は、349ヤードの記録を持つユージさんが、明日は+10ヤードをコンセプトに飛距離アップに特化した番組。著名プロコーチから様々な飛ばしのメソッドを学ぶほか、最新ギアなども紹介。とにかく「飛ばす」1時間だ。

 今回も先週に引き続き、ゴルフと競馬をこよなく愛するタレントの横山ルリカさんに、ツアープロコーチの大本研太郎さんがレッスンを行う。前回は20ヤード近い飛距離アップに成功したということで、今回は「飛んだその先で」と題してパターの秘訣を伝授。パッティングに特化したスタジオを主宰する大本コーチからどんな金言が飛び出すのだろうか。

「3パットは当たり前」とグリーン上でも悩みを抱える横山さん。短い距離でも強すぎる「男気パット」をしてしまうとのこと。大本コーチによると、パッティングで重要なのは、順番に「ライン読み」「狙い」「距離感」「方向」とのこと。正しく構えてしまえばその方向に打てるため、狙いとズレたパッティングをしてしまう場合、そもそも正しく構えられていないようだ。

 まずは、多くの人が悩む最も大事なライン読みから。ラインを読む上での鉄則は、グリーンの低いところから全体の傾斜を見ること。グリーンの一番低いところは自ずと上りのストレートラインになる。

 グリーンを時計に見立てて、一番低いところを6時とすると、右半分はフックライン、左半分はスライスラインとなる。また、曲がり幅は、傾斜の強さを「軽い」「中間」「キツイ」で分類し、それに応じて目標を定める。ラインをまたぐ形で立ち、足の裏で左右の高さをチェックし、傾斜を感じよう。

 続いては、打ち出す方向を決める方法。多くの人はカップを見て狙いを合わせがちだが、大本コーチによると「カップは見てはいけない」とのこと。ラインを読んだ上で狙う場所が決まったら、そこだけに集中し、ボールのラインを合わせることが重要。

 また、ボールのラインの合わせ方にもコツが。まずは手に持った状態でラインを真っすぐに合わせ、グリーンにセッティングする。さらに足の向きとラインを合わせることで、正確に置くことができる。

 最後は距離感の出し方。これは練習で感覚を体に染み込ませるしかないが、練習する距離は3ヤード、5ヤード、10ヤードの3パターンのみでOK。また、右手のグリップは薬指だけをかけて、バックスイングしたらヘッドを落とすようにする。距離感はバックスイングの上げる勢いで決まるといい、両手でしっかり握ってしまうと体の軸が左右にブレる原因となってしまう。

 距離感の出し方で、足から足など振り幅を調整するように教わることも多いが、これはスイングのテンポによって距離感が変わってしまうのでNG。ヘッドの重さや感覚に頼る方が、再現性の高いパッティングができるようになると大本コーチは話した。

 

番組名
みんなの飛ばしTV
放送日時

毎週

よる9時 〜 10時

出演者

ユージ

※放送内容は変更となる場合があります。

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