8度目のプロテストで合格を狙う幡野夏生プロと最年少ママさんゴルファー・神谷和奏プロが対決
「GOLF JOKER ~ゴルフジョーカー~」は優勝賞金100万円を懸けて行われる女子ゴルフ9ホールマッチプレートーナメント。今回から第12回大会が開幕。千葉県の立野クラシック・ゴルフ倶楽部を舞台に行われる1回戦では幡野夏生プロと神谷和奏プロが対決する。
父の勧めで10歳からゴルフを始めたという26歳の幡野プロ。中学時代に「水泳部の先輩に恋をして」一度はゴルフから離れたが、親から猛反対にあった再びゴルフの世界へ。「携帯やキャッシュカードを止められて…辛かったなぁ」と当時を振り返る。
そこから練習に打ち込むと中学3年生でアジア大会に出場、高校3年生にはレギュラーツアーに初出場を果たすなど将来を有望視されたが、プロテストには7度失敗と「挫折しかない」キャリアとなってしまった。
それでも、プロへの夢は諦めておらず、地元神奈川から出て今は福岡に。「幡野が来たら気をつけろ」と警戒される中、引き受けてくれた高武大輔コーチの元で8回目のプロテストへスイングを改造しているという。
「今年でプロテストは最後にしようと思って。無理だったらティーチングに専念します」と並々ならぬ決意を持つ。今回の参戦へのモチベーションはズバリ賞金100万円だ。
一方の対戦相手となる神谷プロは昨年4度目のプロテストで合格を掴んだルーキー。さらに、22歳ながら2歳の娘を持つママさんゴルファーだ。父親のスパルタ指導の元、3歳からゴルフを始めるとジュニア時代から全国を舞台に活躍。高校3年時の初のプロテストで2次敗退すると、父親の指導を離れて別のコーチへ。そのコーチこそが現在の夫・幸弘コーチだ。出会ってから1年半で結婚すると、20歳になる歳で出産も経験した。
子供が生まれてから「自分に余裕が持てるようになって、少し離れた視点で物事を見れるようになった」と話す神谷プロ。
「若林舞衣子がお子さんを産んでからツアーで勝ったのが勇気になっている」と先輩ママさんゴルファーの後押しを受けて戦うルーキーイヤーは、5月のヨネックスレディスで27位タイに入るなどまずまずの成績。今回も「勝ちたいです。出る試合は全部優勝を目指したい」と気合十分だ。
ツアー初優勝への足がかりとしたい最年少ママさんゴルファーと、今はゴルフに全集中してプロテスト合格を目指すゴルファーの対決。対戦前日に練習ラウンドを共にしたようで、幡野プロは「相手がうますぎて…運が悪いなと。でも息の根を止めてやりますよ」と年上の貫禄を見せつけるが、果たして。
試合は幡野プロが出だしのパー4から149ヤードの2打目をペタピンにつけバーディ(1アップ)。2ホール目は互いにドロー、3ホール目のパー5で幡野プロが3メートルを沈め再びバーディとし、2アップ。4ホール目、5ホール目はドロー。6ホール目(パー4)で幡野プロが7メートルのパーパットを沈め3アップとすると、7ホール目はドーミーホール。神谷がパーパットを外すなどし、幡野プロが4&2で圧勝した。
- 番組名
- GOLF JOKER ~ゴルフジョーカー~
- 放送日時
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毎週
土曜
よる9時 〜 10時 - 出演者
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【アース製薬presentsゴルフジョーカー第11回大会】
石山千晶、榎本杏果@、大谷奈千代、
大村みなみ、野口彩未、宮田志乃、
石井一久(JOKER)、吉田弓美子(JOKER) - 制作著作
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株式会社ジャパネットブロードキャスティング
- 制作協力
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合同会社PRISM
※放送内容は変更となる場合があります。
GOLF JOKER ~ゴルフジョーカー~