転がしアプローチは入射角とロフト角を一定に! アドレスのフェースの向きがポイント
「みんなの飛ばしTV」は349ヤードの記録を持つユージさんがプロコーチから様々なメソッドを学ぶほか、最新ギアの紹介などを紹介。とにかく「飛ばす」1時間だ。
ゲストはマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで活躍中の伊藤真利奈プロ。前回は10ヤード近い飛距離アップに成功したが、今回は飛んだその先で大事になるグリーン周りのアプローチをレッスンする。特に伊藤プロの悩みは転がしのアプローチ。距離感やイメージの出し方をツアープロコーチの堀尾研仁プロが伝授する。
まず、距離感を出すためには毎回一定のクラブスピードを出すことが必要。一定のリズムと振り幅で打つことが距離感を合わせる第一歩となる。また、堀尾プロは「入射角とロフト角も重要」と話す。「入射角・ロフト角・クラブスピードが一緒であれば球は同じ飛び方をする」そうだ。
伊藤プロはカット気味のスイングのため、入射角が鋭角になり地面に刺さりやすい。そのため、ロフトが立って飛びすぎてしまったり、それを避けようとすると寝てしまい、距離感にばらつきが出るようだ。今回のレッスンでは、この入射角とロフト角を一定に保つドリルを紹介する。
クラブの入射角はスイングによって変わってくる。アウトから入ると鋭角に、インから入ると浅くなるため、一定にするためにはシャフトに対してオンプレーン軌道に上げることが重要となる。手首やヒジは使わずに胸の回転でスイングしていく。
また、クラブフェースはピン方向に対してスクエアに構えると思いがちだが、アドレス時にはボールとクラブに1〜2cmの隙間があるため、実際には被ってインパクトしてしまう。そのため、フェースをターゲットに対して少し開いて構えるようにする。これだけでダブりやトップのミスが減るという。
特にツアープロはフェースを余分に開いていると堀尾プロは解説。開いたフェースがボールが当たる時には真っ直ぐになるように胸の回転で閉じて打つことで、しっかりとインパクトすることができる。
アマチュアゴルファーは捕まりが悪くなるのを気にしてフェースを被せて打つことが多いが、これは掬い打ちの原因となってしまう。「クラブ軌道とフェースの向き、そして体の回転」を意識しながら打てばソールが滑り、フェースに長くボールが乗る感覚を掴むことができるだろう。
- 番組名
- みんなの飛ばしTV
- 放送日時
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毎週
金曜
よる9時 〜 10時 - 出演者
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ユージ
※放送内容は変更となる場合があります。
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