飛ばないカット軌道を直せ!ポイントはグリップと右手のひらの向き
「みんなの飛ばしTV」は、349ヤードの記録を持つユージさんがプロコーチから様々なメソッドを学ぶほか、最新ギアの紹介などを紹介。とにかく「飛ばす」1時間だ。
今回のゲストは、ゴルフYouTuberとして大人気のなみきさん。飛ばしのレッスンを授けるツアープロコーチの堀尾研仁プロは、なみきさんのスイングを動画で見ていたようで、どんどん良くなっているものの、まだ改善できるポイントがあるようだ。実際に打ってみると、総飛距離は166.9ヤードで右へ引っかけたり、スライスが出ることも悩みのよう。今回は180ヤードを目標に、プラス10ヤードを目指していく。
堀尾プロが注目したデータはクラブパス。なみきさんの場合は、5.2度もアウトサイドインの、いわゆる”カット軌道”になってしまっていることが飛距離が出ない原因となっていた。さらにフェースの閉じも十分ではないとのことで、インサイド軌道とフェースを閉じるスイングを目指していく。
まずはセットアップの部分から、堀尾プロはなみきさんのグリップを指摘。なみきさんは左手の親指が前に来るスクエアグリップでクラブを握っているが、これはオープンフェースになりやすいという。
フェースが閉じやすいグリップは、ハンドバッグを持つようなイメージで第一、第二関節にクラブを引っ掛けて乗せ、余った手のひらをクラブに巻きつけるようにする。最後に親指と人差し指の間を閉めると、左腕も左側に捻られるのが実感できる。この状態で右手を横から当てがうようにするとセットアップが完成する。
また、右手の手のひらがフェースの向きと連動することもポイント。なみきさんはテークバック時に手のひらが上を向く傾向にあるが、常に下に向けたままのイメージでスイングしていく。手のひらを下に向けるには手首を背屈させる必要があるが、これをキープしながらインパクトしていく。
さらに、スイング時には、後方に2本のクラブを用意して、テイクバックは真っすぐに、ダウンスイングはインサイドからの軌道に置いておくと、スイングのイメージがしやすくなるとのこと。フェースを閉じながら、インサイドアウトにクラブを振るとドロー系のボールが出るはずだ。
教わったことを活かしながら、なみきさんが実際に打ってみるとスピン量が1,000回転近く激減!これはフェースを閉じながら打てるようになっている証拠のようだ。インサイド軌道でスイングするとフォロースイングで腕が伸びるが、これはスイングスピードにも繋がる。最終的になみきさんは飛距離182.7ヤードを記録し、見事に目標をクリアした!
- 番組名
- みんなの飛ばしTV
- 放送日時
-
毎週
金曜
よる9時 〜 10時 - 出演者
-
ユージ
※放送内容は変更となる場合があります。
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