シャフトフィッティングで300ヤード超え? 東聡プロ直伝のレッスンも
「有村の智慧」は、“女子ゴルフ界イチの勉強家”有村智恵の初冠番組だ。前回に引き続き、国内男子ツアーで圧倒的な使用率と勝率で15年にわたってトップを走る国内シャフトメーカー、グラファイトデザインのテストセンターに潜入。果たして、シャフトフィッティングで飛距離は改善するのか!?
今回、フィッティングを受けるのはゴルフ系動画クリエイターとして活躍するルイゴルフさん。ゴルフ歴5年ながらベストスコア「72」という実力者だが、彼の悩みは「ドライバーショットが左に曲がること」。野球経験者らしく、手を使って振ってしまう癖があり、チーピンが怖くて思い切ったスイングができていないようだ。
実際に打ってみると左に出る球も散見されたが、シャフトの前にまずはクラブに注目すると、ロフト角を調整する機能で通常よりも2度増やしていることが判明。フェースを閉じてしまっていたため、チーピンが出やすい状態になっていた。ロフト角を元に戻すと、方向性が安定し、さらにスピン量が減ったことによって飛距離も大幅に伸びる結果となった。
最長で289ヤードを記録したが、更なる飛距離アップを目指してシャフトフィッティングを行う。東聡プロのアドバイスで、手元側よりやや中央寄りがしなる「TOUR AD XC」に変更すると、なんと299ヤードを記録。東プロは「シャフトのしなりがあって捕まった方が回転数が落ちると思った」という狙い通り、スピン量も2,179rpmと適正の範囲に。
さらに、東プロはルイゴルフさんのスイングにも注目。右側に体重が残りすぎていると指摘し、インパクトと同時に体の中央を軸に腰を回して打つことで、よりボールを捕まえることができるようになるようだ。
体重移動と腰を回し始めるタイミングを意識したところ、最終的に最長飛距離は300ヤードを超えることに成功。シャフトも2本が最終候補に残ったが、東プロによると「プロでも1日で感覚が変わるし、天候によっても違う」と1本に絞る必要はないという。
フィッティングとレッスンを終えてルイゴルフさんは「自分では気づけないポイントに気づくことができた。今後の練習にも取り入れていきたい」と話した。
- 番組名
- 有村の智慧
- 放送日時
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毎週
木曜
よる9時 〜 10時 - 出演者
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有村智恵
- 制作著作
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株式会社ジャパネットブロードキャスティング
- 制作協力
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合同会社PRISM
※放送内容は変更となる場合があります。
有村の智慧