PGAツアーのザ・CJカップ　バイロン・ネルソンが2日に開幕する。

1944年にテキサスビクトリーオープンとして開催され、初代王者はバイロン・ネルソン。伝説のプレーヤーの名を冠した大会であり、例年10月に開催されていたザ・CJカップと統合された。

コースはネルソンの地元であるテキサス州のTPCクレイグランチ（7,414ヤード・パー72）。このコースは1973年の全英オープン覇者であるトム・ワイスコフが設計した。

日本勢は久常涼、蟬川泰果がエントリー。久常はマスターズ（予選落ち）以来の試合となり、今季5試合目の出場となる蟬川とともに上位進出を目指す。

昨年大会で5年ぶりの復活優勝を果たしたジェイソン・デイ、2008年王者のアダム・スコット、ダラス在住のジョーダン・スピース、トム・キムらがエントリーした。

また、前週のダブルス戦、チューリッヒクラシック of ニューオリンズでプレーオフに進出したチャド・レイミーとマーティン・トレーナーにも注目だ。

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PGAツアー公式サイトが29日に発表した優勝予想ではウィル・ザラトリスが最有力に推されたが、30日に背中の怪我の予防措置のため欠場を表明した。

優勝予想2番手はトム・ホギー。今季はトップ10入りが2回、トップ20入りが7回と安定感があり、本コースでは過去10ラウンドのうち9ラウンドが60台と相性が良い。

以下、3番手にアレックス・ノレン、4番手に今季1勝のシュテファン・イエーガー、5番手にアン・ビョンホンと続く。スコットは7番手、スピースは10番手、デイは11番手評価となっている。

（写真：Getty Images）