石川遼「将来的にはPGAツアーで」ワールドワイドテクノロジー選手権事前インタビュー

2023.11.2(木)

 2日からメキシコのエルカルドナル at ディアマンテで開催される米男子ツアーのワールドワイドテクノロジー選手権に石川遼が出場する。

―体調やゴルフの調子

 体調は問題ないですし、ゴルフの調子もそんなに悪くないと思っています。

―ZOZOチャンピオンシップ4位タイで出場権を獲得

 PGAツアーが日本で開催される限られた機会だったので、非常に少ないチャンスの中で調子も良かったと思いますし、良いゴルフができたところもあると思います。トップ10に入ることができて、この機会を得られたことは非常に嬉しいです。

―メキシコ大会に出場を決めた理由

 本当に出たいなと思っていたので、トップ10に入ることによって次のPGAツアーに出られるというルールは頭にありました。最終日にプレーしている時は正直そこまで余裕はありませんでしたが、最終ホールを上がってから「出場できる」と聞いて、すぐに出たいなという気持ちでした。

―PGAツアーへの思い

 将来的にはPGAツアーでプレーしたいという思いはあるので、今週はこういったチャンスを自分で得られたので挑戦したいという気持ちです。(海外)メジャーの数試合に出ることが自分のゴールとは思っていなくて、自分のやるべきことをコツコツと重ねて行って、その先に自分自身が上手くなれば戦うフィールドは高いレベルになってくると思います。

 どちらが先かというと、自分が上手くなる、強くなるというのが先にあります。PGAツアーやDPワールドツアーでやりたいというよりは、自分が上手くなりたいという気持ちが先にあります。

 当たり前のようにここで毎年プレーすることは物凄いことだと肌で感じているので、(松山)英樹の凄さというのは理解できているつもりで本当に凄いなと思います。自分も、自分が強くなればそれも不可能ではないと思っています。

―今週はタイガー・ウッズ設計のコースが舞台

 アイアンの狙いどころに対して厳しい注文が選手に来ているところが“らしい”かなと思います。ジャック・ニクラウスさん設計のコースに近いものはあるのかなと感じました。

―今シーズンのここまで

 この2週間(日本オープン単独2位→ZOZOチャンピオンシップ4位タイ)の成績は今年でも一番良いです。それまでは体調を崩したりもあって、思うように試合に出られないこともありましたけど、序盤から優勝争いができたり全体的には悪くない感じです。

―海外から見た日本ツアー

 日本の男子ツアーのレベルは確実に上がっていると思っています。ZOZOチャンピオンシップの限られた期間の中で上位に日本人選手が入ってきました。その割合は今までのZOZOチャンピオンシップに比べると高い方だったと思いますので、それが良い証明、メッセージになっているというのは凄く嬉しいです。

 今の日本の20代前半の選手は、フレッシュかつ非常に技術も高く、良い選手がいっぱいいます。それを何ではかるかは難しいと思いますけど、ZOZOチャンピオンシップのように78人のフィールドに対して13~14人の日本ツアーの選手がいると、こういうことが起きるというのが分かりやすかったです。

 今年、来年ではないですけど、これから3年、4年、5年というところでまた日本ツアーのレベルが次の段階に行くと思いますので、そこをみなさんに楽しみにして頂きたいなと思います。

 自分としてはこの試合に出場するだけでPGAツアーに帰って来たという感覚にはなっていないです。フル参戦を決める時だったり、シードを獲って2年目を迎える時に感じる気持ちが本物なのかなと思いますので、自分としてはまだまだこれからと言い聞かせています。

―今週の目標

 ZOZOの時もそうですけど順位の目標は考えていないです。今日は(練習)ラウンドが終わってすぐなので自分の中でもう少し整理して考えたいですけど、全体的にドライでもなくて、グリーンも止まるので、スコアは結構伸びていくのかなと思います。

 ただ、セカンドショットで5番アイアンや7番アイアンを持つ長いパー4がイメージより多かったので、そのクラブでバーディを獲っていくというよりは、自分がチャンスだと思ったレンジに入った時にどれだけバーディを獲っていけるかだと思います。

(写真:Getty Images)

ワールドワイドテクノロジー選手権

エルカルドナル at ディアマンテ(メキシコ)

11月5日(日)あさ6時30分~9時
11月6日(月)あさ6時~8時30分