奥嶋誠昭コーチの傾斜レッスン 骨盤を起点に前傾・後傾するのが鍵

2024.4.16(火)

 みんなの飛ばしTVは、「明日は+10ヤード」を掲げて、飛距離を追い求める番組。349ヤードの記録を持つユージさんがプロコーチから様々なメソッドを学ぶほか、最新ギアの秘密取材や飛ぶストレッチなども紹介。とにかく「飛ばす」1時間です。

 奥嶋誠昭コーチがセントフォース所属のフリーアナウンサー、武藤彩芽さんにレッスン。今回は「左足上がり」「左足上がり+つま先上がり」「つま先下がり+左足上がり」と傾斜からの打ち方についてです。

 左足上がりの一発目、武藤さんは5番ユーティリティでトップ。その原因を奥嶋コーチは「傾斜の罠に引っかかっていて、体重が右に残って(ボールに)届かないからトップが出ます」と説明。また、当たったとしても右へのミスが出やすいと言います。

 そこで奥嶋コーチは「右足がほとんど動いていないので、ダウンスイングで右足をターゲット方向に蹴っていくのが大事」とアドバイス。これを聞いて武藤さんが打ったところ、見事に捕まってナイスショット!

「打ったあとの姿勢を気にすることはあまりしていなかったので、盲点でした。打ち終わりを意識するだけでちゃんと打てました」(武藤さん)

 次の「左足上がり+つま先上がり」はボールが左に行きやすいことから、武藤さんは普段「短く持ってフェース面を変えないように打つようにしています」とのことでしたが結果はトップ。

 そこで奥嶋コーチは「つま先が上がった分、起き上がりやすくなるのでトップが出ます。逆に長く持っても良いと思います。短く持って(体が)起きたらトップしちゃうので。あとは最初から前傾を起こしたら良いです」と伝え、その通りに武藤さんが打つと、トップせずにこれまたナイスショットに。

 そして最後の「つま先下がり+左足上がり」は右にボールが飛びやすいので、武藤さんは「左を向いて打ちます」という意識は持っていましたが、球は右に。

 奥嶋コーチは「目で見て合わせると目と体のラインが合ってしまい、そうすると自然と右を向いちゃう」と説明し、思っている以上に左を向く感覚を持つと良いと伝授。

 また、つま先下がりでは、スイングスペースを大きくするため、前傾を深くして構えるのが大事ともアドバイス。この際、重要なのは膝を曲げて調節するのではなく、骨盤から上を前を倒すイメージを持つこと。

 これらのアドバイスをもとに武藤さんが打ったところ、「クリアに打てました。テークバックをした時にバランスを崩しそうで不安になっちゃいますが、人間の体は上手くできていて足が支えてくれました」と新たな発見もあり、短時間でスキルアップに成功しました。

番組名
みんなの飛ばしTV
放送日時

毎週

よる9時 〜 10時

出演者

ユージ

※放送内容は変更となる場合があります。

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