ロングアイアンの悩みを解決! キーワードはフェースと重心
みんなの飛ばしTVは349ヤードの記録を持つユージさんがプロコーチから様々なメソッドを学ぶほか、最新ギアの紹介などを紹介。とにかく「飛ばす」1時間だ。
ゲストは9歳からゴルフをはじめ、プロも目指していたというモデルの矢口カンナさん。今回のテーマはロングアイアン。5番アイアンが右に行きがちという矢口さんの苦手を克服するべく、PGAティーチングプロの菅原大地プロが極意を伝授する。
実際にスイングを見た菅原プロは、その原因を「インパクトで体が突っ込む」ことと、「クラブ軌道がアウトサイドイン」であると指摘。これを直すためにアドレスの改善から取り組んでいく。
ロングアイアンのアドレスのポイントは、ショートアイアンと比較して、クラブが長いぶん前傾が浅くなること。クラブを吊る感覚でライ角の通りに構えることで、前傾が浅くなり、クラブをフラットに動かしやすくなる。さらにボールの位置を左にずらすことで、球が上がりやすくなるとのこと。
そして、菅原プロは矢口さんのフェース管理にも注目。ウィークグリップで、バックスイング時にフェースが開く傾向にある矢口さんだが、できるだけフェースの向きを変えずに真っ直ぐクラブを上げることで球を捕まえられるという。腰の高さではフェース角度は前傾角度と同じくらいになることを意識。
さらにフェースの向きを操作するには重心を管理することが大切と菅原プロ。フェースが開いた状態だと重心の関係でクラブは自然と開いていくが、フェースを閉じて上げると、フェースは閉じる力が働くのでボールが捕まるようになるということだ。
重心位置を掴むドリルとしては、目を閉じながらクラブを持ち、クラブの重心が安定する位置を探す。この時にクラブフェースが正面を向いていれば、手の中で重心位置を捉えられている証拠となる。
これらのことを踏まえて矢口さんが実際にボールを打ってみると、見事なストレートボールを連発。さらに飛距離も20ヤード近くアップした。ロングアイアンにお悩みのゴルファーの方は、フェースの向きと重心管理を意識してみてはいかがだろうか。
- 番組名
- みんなの飛ばしTV
- 放送日時
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毎週
金曜
よる9時 〜 10時 - 出演者
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ユージ
※放送内容は変更となる場合があります。
みんなの飛ばしTV