日本ツアーは恵まれている? 有村智恵が感じた海外との環境の差とは

2024.4.17(水)

 有村の智慧は、“女子ゴルフ界イチの勉強家”有村智恵の初冠番組。名プレーヤーたちのハイレベルな技術論、トッププロゴルファーだけが知るエピソードに加え、ゴルフの疑問を解決する智慧をお届けします。

 ゲストにマスダゴルフの増田雄二さん、ミズノテクニクスの伊藤友男さん、ヤマハの梶山駿吾さん、ゴルフトレンドウォッチャーのコヤマカズヒロさん、アシスタントに大江香織プロを迎え、ギアなどについて談義している中、有村が日本と海外の環境の差について語りました。

「日本の試合では各社がパッティンググリーンにパターを並べてくれるので、好きに試せるのですが、アメリカにそういう環境はなかったです。日本みたいに毎回メーカーさんが来ている訳ではないので。(日本だと)勝手に触れて新商品を見れるし『打ってみたい』『これ良いね』となるのですが」と、海外だと新ギアに触れる機会があまりないそうです。

 また、メーカーとの契約事情も大きく異なり、「日本だとメーカーと契約していない選手を探す方が大変」ですが、海外の選手でクラブメーカーと契約しているのは世界ランク上位勢や有名プロと少数。特に韓国ツアーは「メーカー契約がないらしくて、確かにメーカーのロゴが(キャップ正面に)ついている人はあまりいないですよね」といいます。

 さらに、ボールに焦点を当てると海外ツアーではタイトリストのボールが最も使用されており、「タイトリストだと『これを使っています』とリクエストすると、ロッカーにボールを入れておいてくれるんです。他の人は何か月分かのボールを持ち運びます。幸いなことにBS(ブリヂストンスポーツ)はアメリカに会社があったので、定期的に送って頂いていましたが、こだわりのない選手ならタイトリストから貰いたいというか、そうしたら毎週ボールを持って行かずに済むので」とボールでも各メーカーによって対応が変わってきます。

 最後に有村は、「私たちはメーカーさんがいて当たり前、支給して頂けるのが当たり前だったので、言い訳になるかもですが、そこまでクラブに知識がなかったりします。自分で選ばないといけない文化の人なら、もっと自分のゴルフをこうしたら良いと試すかもしれないので、これはまた違った良さがあると思います」と感想を述べました。

番組名
有村の智慧
放送日時

毎週

よる9時 〜 10時

出演者

有村智恵

制作著作

株式会社ジャパネットブロードキャスティング

制作協力

合同会社PRISM

※放送内容は変更となる場合があります。

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