ジャンボ軍団の基本は「全員フルスイング!」その合言葉は? 

2024.6.25(火)

 有村の智慧は前回に引き続き、有村が産休に入ったため準レギュラーの原江里菜プロと堀奈津佳プロが代役MCとして登場。プロテスト合格を目指す若手女子選手とお悩みトークを繰り広げる。

 さらに今回は、相談役としてツアー通算32勝の尾崎直道プロ、同7勝の東聡プロのレジェンド2人がゲストとして登場。悩める若手女子選手たちにアドバイスを送った。

 近年の女子プロゴルフの印象を聞かれ「パターがうまい」と答えた直道プロは、勝利への鍵は100ヤード以内と語る。2022年から2年連続賞金女王となった山下美夢有を例に出し、「アプローチの距離感を磨くことは自分のゴルフの感性を磨くこと。(そうすれば)ドライバーのスイングやコントロールも良くなる」と話した。

 レジェンドの言葉にMC二人も含めて聞き入る選手たち。緊張する場面での対処法を聞かれると、東プロは「人より(緊張する場面の)パターを練習していると思う。練習の時から、状況を想定しながらやっている」と勝負強さの秘訣を語った。

 番組の後半では、ツアー通算94勝の尾崎将司プロを筆頭に結成された「ジャンボ軍団」の秘話も飛び出した。1988年から12年連続で賞金王を輩出した最強チームには飛ばし屋が多く名を連ねていたが、その基本には「全員フルスイング」の考え方があった。

 将司プロの指導方法も独特で「教えられたものより、自分で掴んだものの方が生きる」という考え方で最小限の言葉だけだったという。そのなかで、キーワードは「とにかく振れ」。当時の日本では狭いコースを警戒して、コントールしながら打つことが主流だったが、今はPGAツアーを始め飛ばしが主流になっていることからも先見があったようだ。

 ジャンボ軍団は現在も全米女子オープンを制した笹生優花をはじめとして、多くの名選手を輩出している。指導方法も昔と変わっていないようで、将司プロが後ろで見ているというだけでも緊張感を生み、いい練習に繋がっていると直道プロは話した。

番組名
有村の智慧
放送日時

毎週

よる9時 〜 10時

出演者

有村智恵

制作著作

株式会社ジャパネットブロードキャスティング

制作協力

合同会社PRISM

※放送内容は変更となる場合があります。

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