藤田寛之プロ、40代で12勝を挙げられたのは海外メジャーがキッカケ!?

2024.4.8(月)

藤田寛之

 18H物語 ~18History~は、プロゴルファーたちの熾烈な競争を勝ち抜き、頂点を極めた人間性を深く知りたい。挑戦し、挫折し、立ち上がった人間性を知りたい。自身の言葉で紡ぐから、そこに感情が見える。そこに多くの生きるヒントがある。男女トッププロゴルファーを迎えてそのヒストリーを語りつつ、記憶の一打を再現し、ゴルフを通して人間性を伝えるトークドキュメンタリー番組です。

 今回は54歳の藤田寛之プロが登場。国内男子ツアー通算18勝を誇る藤田は、18勝のうち12勝は40代(20代で1勝、30代で5勝)で挙げています。41歳(2010年)で最優秀選手、43歳(2012年)でゴルフ日本シリーズJTカップ3連覇、賞金王に輝いたこともあり、アラフォーの星と呼ばれていました。

藤田寛之

 ツアー優勝者の平均年齢は29歳と言われていますが、藤田プロは「自分は特殊でした」と振り返り、海外メジャーをキッカケに40代から勝利が増えたそうです。

「30代の後半から海外メジャーに行けるようになり、舞台が非常に素晴らしくて、もう1回行きたいとなるんですけど、行くには日本でトップ3とか5に入らないといけない。その頃から世界ランクを意識し始めて、50位とか100位に入るとこのメジャーに出れるとかがありました。とにかく国内の成績をどんどん上げないとメジャーに行けないと次の目標が見えたんです」。

藤田寛之

 また、気力が下がっていないことも長く活躍できている要因で、「今は体力から気力が奪われ始めていますが、気力(自体)は衰えなかったです。周りの同世代は『何で今でもそんな気持ちでいられるの?』と言いますが、もっと上手くなりたい、強くなりたい、応援もあるので、もっと頑張らないといけないというのがありました。ただ、さすがにシニアになって、そういう自分を許してあげたら?という自分もいます」と藤田プロ。

藤田寛之

 とはいえ年齢を重ねるごとに肉体の変化は起きるので、練習量などはだいぶ変わっています。「40代に入ってきて、肉体の変化を感じ始めて、体と技術があったら技術は進歩していきますが、その技術を進歩させるためにはある程度の体力が要ります。そのためのトレーニングが増えました。若い頃は8~9割がボールを打って練習をする、トレーニングはちょっと。今は逆に8割がトレーニング、2割が練習になってきました。気持ちで打ち続けたり、疲れてからが練習だというのはもう出来なくなりました」。

番組名
18H物語 ~18History~
放送日時

毎週

よる9時 〜 10時

出演者

立川談春、潮田玲子

※放送内容は変更となる場合があります。

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